ブログの新着記事を受け取る方法

毎回ウェブサイトにアクセスして新着記事をチェックするのが面倒だと感じたことはありませんか。ここでは記事が投稿された際に更新情報を受け取る方法について、3つのサービス「Feedly」「X(旧Twitter)」「Facebook」をご紹介していきます。無料で利用できるので、当ブログだけでなく、お気に入りのウェブサイトがある方は参考にしてみてください。

スマートフォンで新着記事を受け取りたい方は、こちらのアプリを使った方法もおすすめです。

この記事の目次

  1. Feedlyで新着記事を受け取る
    1. フィードの提供を確認する
    2. フィードを追加する
    3. フィードを閲覧する
    4. 記事を整理する
    5. Feedlyの注意点
  2. X(旧Twitter)で新着記事を受け取る
    1. アカウントをフォローする
  3. Facebookで新着記事を受け取る
    1. Facebookページをフォローする
  4. まとめ

Feedlyで新着記事を受け取る

ブログやニュースサイトなどの多くは「フィード」を提供しています。フィードとは記事の概要、もしくはコンテンツ全体を配信用に加工した文書のことです。新しく記事を投稿するとフィード情報が更新されます。

チェックしたいウェブサイトを「フィードリーダー」あるいは「RSSリーダー」と呼ばれるツールに登録しておけば、自動的に更新情報を取得して閲覧することができます。このフィード情報を取得し、閲覧するサービスのひとつが「Feedly」です。

Feedlyアカウントの作成方法はこちら。

フィードの提供を確認する

RSSアイコン上にあるようなアイコンからフィードページにアクセスすることができます。フィードは「RSS」または「Atom」と呼ばれる形式で提供され、いずれもXMLという言語で記述されています。そのため、AtomXMLと書かれたアイコンやボタンが置かれていることもあります。当ブログでは、すぐにFeedlyに登録できるリンクボタンを提供しています。

RSSって複雑?

RSS」と一口に言ってもRSS 0.9/RSS 1.0系の「RDF Site Summay」、RSS 0.9x系の「Rich Site Summary」、RSS 2.0系の「Really Simple Syndication」とバージョンによって異なります。こういった背景にはRSSの開発に携わっていたNetScape社の撤退や、配信者に求められる形式の違いがありました。

RSS 2.0はRSS 1.0の後継ではなく、互換性もありません。そのため現在も、RDFを採用したテキストのみの配信となる「RSS 1.0」、文字色やリンクの設定ができる「RSS 2.0」が用途に応じて使い分けられています。また、RSSの名称や形式について論争が起こるなか、「Atom」という新しい形式も提案されました。AtomRSSでの反省を踏まえ、すべての人が自由に実装・拡張でき、仕様を明確かつ詳細に定義する理念を掲げています。

RSS 1.0・RSS 2.0・Atomのいずれにしても「更新情報を取得できる」という点は同じです。少し難しい話になりましたが、わたしたちがテレビを見るときに、その仕組みを理解する必要がないように、フィードを閲覧する際にも形式を意識する必要はありません

フィードを追加する

Feedを作成まずはメニューをクリックして「CREATE YOUR FIRST FEED」から新しく「Feed」を作成します。Feedlyでいう「Feed」はカテゴリーの役割として使われています。複数作成できるので、用途に応じて整理することもできます。

お気に入りのウェブサイト(フィード)を登録するには、最低ひとつのFeedの作成が必要です。作成したFeedにウェブサイト(フィード)を登録していきます。 Feedが表示されるサイドメニューは「Pin」をクリックすると固定表示にできます。

Feedを入力して保存任意のFeed名を入力して「SAVE」をクリックすると、メニュー内に「FEEDS」の項目が表示され、作成したFeedを確認できます。

Feedにコンテンツを追加ウェブサイト(フィード)の追加は「+ ADD CONTENT」から。

フィードをキーワードで検索Websitesの検索フォームに、キーワードやURLを入力すると候補が表示されます。

Websitesの検索結果そのまま入力を確定、または候補を選択すると「MATCHING SOURCES」にウェブサイト(フィード)が表示されます。

フィードの追加「Follow」をクリックして、登録したいFeedにカーソルを持っていくと「+ ADD」と表示されるので、クリックして追加します。ここで「+ NEW FEED」から新しくFeedを作成することも可能です。

当ブログ「WebianLab」のFollowはこちらから。

Feedly

フィードを閲覧する

フィードの表示Feedに追加したウェブサイト名をクリックすると、フィードを閲覧できます。ウェブサイトが表示されていない場合は、Feedの横にある矢印をクリックして展開しましょう。

マガジンビュー記事の表示方法は変更可能です。画像ではサムネイルと概要が表示される「Magazine View」を選択しています。

記事ビュー記事をクリックすると、詳細を見ることができます。ここで記事の全文が見れるか、概要だけなのかはWebサイトの配信形式によって異なります。「VISIT WEBSITE」 からソース元のページにアクセス可能です。

全ての記事を既読一度クリックして閲覧した記事は薄いグレイで表示されます。すべての記事をクリックすると上記のような「All Done!」の表示になります。もう一度、表示させたい場合には「SEE ALL ARTICLES」をクリックしましょう。

記事を整理する

Feedlyのメニューアイコン記事にカーソルを持っていくと4つのアイコンが表示されます。左から「Read Later(あとで読む)」「Save to board(ボードに保存)」「Mark as read (or unread) (既読 or 未読の切り替え)」「Mark as read and hide(既読にして非表示)」です。

特に「Read Later」と「Save to board」は便利です。

Feedlyのあとで読む「Read Later」はメニュー上部にある「Read later」に記事が表示されるようになります。

FeedlyにBoardを作成「Save to board」ですが、これはお気に入りの記事をBoardに保存することが可能です。Boardの作成は星型アイコンをクリックして「CREATE YOUR FIRST BOARD」から任意のBoard名を指定して作成します。

FeedlyのBoardメニュー「Reader Later」と違ってBoardのメニューが見当たりませんでしたが、新規Boardの作成、またはFeedを2つ以上作成すると「BOARDS」というメニューが表示されるようになります。「FEEDS」にも各Feedをまたいで全ての記事を表示する「All」や「Create New Feed」という項目も追加されます。

まずは「+ ADD CONTENT」から好きなウェブサイト(フィード)を追加して、必要に応じてFeedでカテゴリー分けしていくと良いでしょう。気になる記事は「Read later」で保留にしたり、お気に入りを「Board」に追加したりするのが基本的な使い方です。

Feedlyの注意点

FeedlyプランFeedlyの利用は無料ですが、無料版では「登録するウェブサイト(フィード)は100まで」「Feedは最大3つまで」という制限があります。興味のあるサイトを見境なく登録していくと、いつの間にか100を超えてしまうことも。また、実際の投稿はリアルタイムではなく、1時間程度の間隔で更新していると言われています。一分一秒でも早く情報を知りたいという方は、リアルタイムで更新されるX(旧Twitter)やFacebookを利用しましょう

制限を踏まえて利用すれば、無料版でもFeedlyは十分なサービスだと思います。また、制限やフィードの更新間隔が気になる方には、有料版も用意されています。有料版ではEvernoteやPocketなどの他サービスとの連携も可能になるため、本格的に使いこなしたいという方は検討してみると良いでしょう。

無料版の制限は曖昧?

5つのFeedを作成制限について、実際のところは曖昧な部分があります。Basic版(無料)は「Up to 3 feeds(最大3つまで)」ですが、投稿日時点では4つ以上のFeedを作成できました。また、100を超えるウェブサイト(フィード)に登録していても、特に問題なく無料のまま使用できているという声もあります。

Googleリーダーから移行したヘビーユーザーに考慮されているのか、現状では制限が緩いようですが、意識しておいた方が良いでしょう。
無料版とPro版について

X(旧Twitter)で新着記事を受け取る

新着記事を受け取るためには、記事を受け取りたいウェブサイトがX(旧Twitter)を利用していることが前提ですが、ブログと併せて運用していることがほとんどです。ブログ運営者のアカウントをフォロー(登録)しておくと、更新情報の投稿をすぐにキャッチできます。

X(旧Twitter)アカウントの作成方法はこちら。

アカウントをフォローする

Twitterのホーム「表示するツイートがありません」と表示されているところが「タイムライン」と呼ばれる場所です。ここにフォローしたアカウントのポスト(旧ツイート)が表示されるようになります。

Twitterの検索フォームアカウントをフォローするには、上部にある検索フォームからキーワードを入力するのがおすすめです。そのまま検索結果から探すか、表示される候補をクリックしましょう。

Twitterのプロフィールページアカウント名をクリックすると、プロフィールページに移ります。ここから「フォローする」をクリックしてフォローが完了です。X(旧Twitter)を利用している多くのウェブサイトでは、ユーザーのプロフィールページへのリンクを提供しています。そこから直接フォローに行くのも良いでしょう。

当ブログ「WebianLab」のX(旧Twitter)はこちらから。

Official X

Facebookで新着記事を受け取る

Facebookには個人のアカウントだけでなく、Facebookページと呼ばれる、企業やブランディング用のページもあります。X(旧Twitter)と同様にFacebookページを運用しているウェブサイトは多いです。ただ、Facebookはプライベートな情報を扱うサービスなため、新着記事を受け取る目的だけで登録するのはおすすめしません。すでに利用していたり、友達との交流を始めたりするついでに活用すると良いでしょう。

Facebookアカウントの作成方法はこちら。登録時に確認しておきたい設定もあります。

Facebookページをフォローする

Facebookでは個人ユーザーだけでなく、企業やブランド用に「Facebookページ」が用意されています。新着記事の発信は、このFacebookページから行われていることがほとんどです。

Facebookの検索フォームまずは、上部にある検索フォームにキーワードを入力して、Facebookページを検索しましょう。

Facebookの検索結果検索結果に表示されるFacebookページの「いいね!」をクリックすると自動的にフォローします。フォローすると「ホーム」のニュースフィードに更新情報が表示されるようになります。

Facebookページのフォローボタンもしくはリンク先のFacebookページで「フォローする」をクリックすることでもフォローが可能です。

当ブログ「WebianLab」のFacebookページはこちらから。

Facebook

まとめ

ブログの新着情報を受け取る方法についてのご紹介でした。すでにX(旧Twitter)やFacebookを利用されている方であれば、簡単に新着記事をチェックできます。また、Feedlyのように新着記事を受け取ることに特化したサービスの利用もおすすめの方法です。

X(旧Twitter)とFacebookは情報を受け取るだけでなく、同じ趣味の仲間や友達との交流、情報の共有などをサービスとして提供しています。そのため、情報収集だけを目的とする場合にはFeedlyがシンプルです。この機会に、ご自分にあったサービスを活用してみてはいかが
でしょうか。

当ブログ「WebianLab」のフォローはこちらから。


Close

更新履歴

2023年11月06日
TwitterからXへの名称変更に伴い、文言を一部修正しました。

この記事をシェア

ウェブページのシェア方法について